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Wall Surrounded Journal

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今週のサザエさん(09.11.08放送分)縛って初めて人の痛みが分かる篇

この度はid:matasaburo氏(アカウント削除)のご好意により、ありがたいことに「今週のサザエさん」をもう1度書いてもらうことが出来ましたので、読者のいない私のブログ*1で申し訳ありませんが、公開させていただきます。
「SHUT DOWN YOUR WEBSITE」という目的は果たしたのですから、今後どちらかでまたそのステキな文章が読めるようになるのではないでしょうか?
氏の今後の更なるご活躍を期待しております。それでは以下は、matasaburo氏の寄稿によりお届けします。*2




(タイトル「今週のサザエさん(2009.11.08放送分) 縛って初めて人の痛みが分かる篇」)


いろいろとお騒がせしてしまいましたが、今週もなぜか書き上げてしまいました。
これまで皆様の月曜日が少しでも明るくなればとの思いで、拙い文章ですが晒させていただいておりましたがご存知の通りそれも高慢な私の考えだったのかなと少し反省を致しているところです。
最近私の弟が目立たなくなってきた、とのご指摘をいただいておりますが、私の弟というよりも彼のいる政党そのものが目立たなくなってきたとみることは出来ませんでしょうか?
どれだけ目立つ服を着ても、どれだけ豪華な時計を身につけても、乗ってる車がハイゼットでしたらそれはガウタマ・シッダルタでさえも再誕を諦めるのではないでしょうか?
それでは、今週の推奨コメントです。


・ねえねえ、最近婚活がブームなんだって?
・ああ、結婚詐欺流行ってるよね。
・そうじゃないよ、その事件の被害者って見ていてなんともいえなくなるじゃない。
・ああ、そうそう、ミルフィーユみたいな皮が何重にも包まれてるの、肉汁溶け出してておいしそうよね。
・トンカツじゃないよ。角野卓造でもねーよ。
・確実に今怒ったね、何かあったの?
・いや別に。ただ、このブログ書いている人は、勝間さんと池田さんを足して2で割ったくらいの美人なんじゃないかなと思って。



「ぼくはポーター」
カツオ扮するダニエルが”Bad Day”でも歌いながらソービューティフォーな1日を綴る心温まる回になるかと思いきや、いきなり冒頭からのお姉さまの「いっしょに、イク?」発言に対し「よす」というとても東京人とは思えない、今年1年で最もエスプリの利いた2文字で応酬するという過酷な現実で始まる。
あとは面倒くさいのだが、要はここでの論点は「ボランティア」と「ポーター」の使い分けが必要だという、なんとも真面目な指摘であり、それをイガグリに言われたとなると国民感情もなかなかに盛り上がりそうだ。そろそろ青森のフジテレビ系放送局のホームページが炎上するのではないかと、公衆にSHIT*3を撒き散らしているとされる私でさえも心配してしまう。

話は荷物の運び屋に就職したダニエル・パウターが荷物の重量に応じた賃金を求めたところ資本家がこれにすんなり応じたが、運ぶ距離は考慮に入れられずに、運ぶ荷物のリスク(会社から持ち出した個人情報の山)などをも押し付けられて困惑する、という排出権市場に対するフジサンケイグループの緊急声明とも呼ぶべき内容であった。
オチとしてはその役割をきっちり演じきったイガグリを波平が褒め称えるという、なんとも視聴者おいてけぼりな内容であったが、私の息子は箒を持ったイガグリを指差して「魔法使い」と喜んでいた。それがイガグリの将来を指し示すものだとはこのときは想像していなかった。



「秋だ!読書だ!」
この話のタイトルのおわりに更に「ドラえもん祭り!」と付けたくなった私はちゃっかりヤマザキパンのシールを集めるのが楽しみだったりする。

オープニングではサザエが立ち読みしながら万引きとの境での駆け引きを楽しみ、中盤ではもうすっかり立ち読み犯扱いの彼女に対し、店主が「ま た 立 ち 読 み か」といった態度を取る。そうすると「推理」というフジサンケイグループお得意の2文字の書籍を、今度は立ち読みではなく購入を申し出たという最近サザエさん界隈で流行のオオカミ少年的ストーリーが展開される。
どうやら一家で読書ブームが起きているようだとの論評に対し、波平の呼びかけにより読書レースが開始される。「1番本を読んだ者に褒美をとらす!」という、先祖に恵まれなかった波平の気まぐれな意向であったが、民は勤勉に主に従った。
結果的には「1番本を読んだ者に更に本をプレゼント」というもはや猿岩石だか なすび だかはたまたロシナンテとかいうロバもいたなぁという、まぁそんな平和な回だった。

途中、マスオがタラオに絵本を読んであげるのをやめる言い訳として「あとは虫さんが読んでくれる」という弁論をしたことについては率直に評価する。今後の政権運営の参考とさせていただきたい。

オチとしては友人に推理小説のオススメを求められたサザエが、古典推理小説をすべて挙げたところ、全部読んだと否定されてしまい、結果「ないものは作る」という今やIT業界も法令順守に縛られて出来なくなってきたことを、新進気鋭の推理小説作家サザエ・クリスティが新感覚の小説を意気込んで書き始めるというもので終始、出版業界の持ち上げの内容であった。

なお、放送中に緊縛プレイがあったとの指摘に関しては、ちょうど調理中であったため、なんとも申し上げられない。



「タラちゃん田舎のネズミ」
この回については一言で言えば「劇団ひとり」という内容であったが、さすがにそうは読者がおろさないと思うので以下、要約する。

・タラオが臼井氏の事故に対しアニメ界の重鎮として哀悼の意を示し、1人称を「オラ」へと変更する。
・いや、そうではなく、イソップ物語「都会のねずみと田舎のねずみ」のねずみを演じていたことが判明。
・その不可解な行動の理由が、その演技を香山リカに認められて有頂天になりやめられなくなったから、ということも判明。
・リカちゃんは同級生の演技に対する姿勢に納得がいかなくなっていた。そんな中にタラオの演技をみて感動、幼稚園に通っていないタラオをその代わりに学芸会に参加させろと抗議するというまぁなんとも格差社会を根底においた世界観で表現されていく。
・そんななか、結局タラオは出演に関しては認められなかったが、劇への招待は認められる。そこで演技批評を繰り返すタラオは「オレの演技を見ろ」と実家に帰宅した後、家族の前で1人イソップ劇場を展開して幕を閉じる。

作中にカツオが「田舎のネズミなんだから顔をもっと汚さないと」というアドバイスをタラオにしたことについての批判がBPOに現在上がっているということで、これが真実ならさすがにこれはまずいと思ったが、青森にFNS局がないということを聞いて心底安心した。


今週のまとめ
id:matasaburoメッセージを送っても、もう本人には届かない。
Wikipediaの「唐辛子」のページを見るたびにこれからも切なさを計上しなければならないのか、と思うと怒りを通り越したデプレッションでもういやになってくる。
・もしもあの程度の下品さを公衆にさらしたところで、「イヤなら見なきゃいい」という論理が通用しない世の中ならなんと下らない、むしろその方がより下品な世の中ではないかと思う。
・もしどこかでまたその知性ある、ユーモアある、そしてカオスな下品さもある、それよりも、なんといってもアトラクティヴな文章を書いてくれるのなら、こっそりご連絡を下されば非常に幸いです。
・この文章ははてなハイクに対して本人よりいただいた「みんなでやると楽しいと思う」といった主旨だったと記憶するコメント*4を基に、可能な限り彼女の文才を思い出しながら、下手な表現ではありますが少しでも感謝の意を伝えたく書きました。

*1:ダイアリーですよね?

*2:冷静に書いていますが、この時点では落胆を7%程に希釈して書いております。

*3:大文字なことに注意

*4:現在、ハイクに対する返信はmatasaburoアカウントの削除によって見る事は出来ません