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Wall Surrounded Journal

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救われないヤツも救われる時代

えらい時代が来てしまった。

「手ぶら思いつき」で富士登山、「助けて」 − YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100703-OYT1T00527.htm



男性は東京都中野区のパチンコ店店員(22)。2日午後5時頃、静岡県側の富士宮口5合目から入山し、9合目(3460メートル)付近まで登ったところで断念して下山を始めたが、暗くなったため携帯電話で救助を求めたという。


こういう記事が出ると必ず迷惑だ、税金が、の話に終始するものなのだが、今回パチンコ店員は雪山に行きたいと言ってどこでもドアの扉を開けたのび太のような服装で9合目まで登って、6合目まで降りてきた。

id:ilysfさんはこの記事のブコメで

「 「手ぶら思いつき」でもケータイは持っている。当たり前のようだけどこれは興味深い。15年前ならこの人はまず間違いなく死んでる。『ユビキタス救助』って感じ。」

と書いていらっしゃるが、この考察は興味深い。
どんなに何も考えてないヤツでも、いまどきケータイくらいは持っている。

きっと今回の彼も「7合目なう」だか「ちょw明らかに格好間違ってるww」とかメールだか某出会い系ミニブログだかで画像を送ってたりしてたのかもしれないが、無意識に持っていたケータイがライフラインだったことは間違いない。

これはとてつもない時代だ。

学校裏サイトで子供が危険にさらされるけど、防犯サービスにはケータイが最も適している。
事件に巻き込まれて誘拐されたけど、位置情報は絶えず発信し続けている。


何気なく手にしているケータイは、最後のライフラインだ。

しかし、地震や台風など天災があったりすればそのトラフィックによりたちまちそのライフライン機能は低下していく。

そんなときのために各ケータイ会社は「災害用伝言板サービス」を展開し、他キャリアの番号とも相互リンクを施している。
連絡を待つだけでなく、現況を残すよう促すことも出来るキャリアもあるようで、普段は使うことの出来ないサービスだが、毎月1日などの体験期間や8月末からの防災週間などにはぜひ1度試しておきたいものだ。

また、そんなときはムダな電話やメールはなるべく控えておきたい。


このまま終わればあまりに平和すぎるので最後に怒られそうなことをあえて言っておくと、こうしてみると技術の進歩ってモノだけでなく命の値段も安くするよね。

今後も先進国で少子化が起こるのはごくごく自然なこと。
そして労働力不足で経済成長はピークアウト、また逆流…といったそれは、景気循環や経常収支レベルの移行モデルのようなものとは別に波を形成するのでしょうか?

ま、周期はオレの一生を超えるだろうからそんなことは今はどうでもよいわけですけど。
個人的にはまた怒られるだろうけど、ボーダレスが進む世の中、あんまり少子化ごときで必要以上に騒いでないで自分の身の回りだけ気にしてろ、ってのは思いますね。