アップルの敵はその下請けというお話

タイトルは祇園さん(@gion_mkt)さんの兼ねてからの主張で、昨日再びその話になった。
祇園さんはついこの間中国に行かれたばかりで、実際に現地のコピー商品を見てきておられる。

iPad発売前に日本でも「iPed」やらそのあたりの名前の類似品が話題になったが、中身はAndroid。
しかも相当安いので私も個人的にもそんなものが国内にあるならば欲しいというのはホンネだ。

大分中国の労働コストも上がってきており、しかもまだまだ賃金上昇がインフレの進行に見合わないペースであることを勘案すると、現在進行中の中国からの企業の撤退も今後も継続するお話ではあろうが、こうした下請けが実際にappleだ何だと大企業の経営にダメージを与えてくるに従って、それはまた次の外交問題に発展するのだろう。

日米中とそれぞれがそれぞれに政権運営の難しい時期に来ているが、そのいずれもが長期化しそうだなぁとふと思った。