Wall Surrounded Journal

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2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

人口減少の時代、終身雇用のコスト

@gshibayamaさんのブログに「日本の生産性は低いのか?」というエントリに興味深いパワーポイントが紹介されていた。 その“Productivity in Europe. From the expansion to the crisis”というタイトルのPPTで掲載されていたのが以下のグラフである。 前半の…

時系列で眺める中国のこれまでの金融改革

1.不良債権処理〜株式制への再編 中央汇金による大手金融機関支援とSWFスキーム 1997後半 アジア通貨危機を受け、海外機関投資家・専門家が中国4大国有商業銀行(中国工商銀行、中国農業銀行、中国銀行、中国建設銀行)の不良債権比率を30-50%と推計。…

証券優遇税制延長により日本版ISAが2年延期に

平成23年度税制大綱が発表されました。 http://www.cao.go.jp/zei-cho/ (内閣府税調) さて、上場株式等の証券税制に関しては、以下に示されている図のように、来年からは現在の原則である一律20%に戻るはずでしたが、報道などでご存知の通り自見さん(と…

新設の「電通ワカモン」が、そのダサい名前にふさわしい調査を公表

電通総研は12月15日、10-20代を取り巻く環境や社会問題を分析する研究プロジェクト「若者問題研究所」(電通ワカモン)の立ち上げを発表した*1そうだ。 そして、その記念すべき最初の調査がこれだったようだ。 高校生なりたい職業1位は公務員 電通が意識調…

Mr.Watanabe is baaaaaack - 民主分裂シナリオについて

“ミセスワタナベ”といえばFX(外国為替証拠金取引)に興じる日本の奥様方を指す*1言葉だが、このご時世、「ミスターワタナベ」といえばミキでもヨシミでもなく読売の首領だろう。直近で彼の名前が大きくクロースアップされたのは、おそらく当時の自民党・福…

相続よりも生前贈与を促す政府税調の1つのねらい

先日、環境税(地球温暖化対策税)*1と題して、民主党自身がかつて目の敵にしていたはずの「暫定税率」を拡大する(と、言って差し支えないと思う)という、負けを認めたに等しいような政府税調だが、この度検討を始めている相続税増税および、それに伴う税…

Cost of Intolerance

火曜日のことだが、紫音(@sionsuzukaze)さんに初めてお会いすることが出来た。 会いたかった人に比較的容易に会える東京はステキなところだ。いつもそう思う。 お互いWeb用の名刺を交換、紫音さんは実年齢以上に見た目がとても若かった。 新宿の格安居酒屋に…